最近興味深い本を読んだ。 「達人に訊け」 というタイトルで、ビートたけしがその道の達人達と対談して面白い話を色々訊き出しているのだ。 忙しい貴方に面白い所だけダイジェスト版でお届けしよう。 私の作り話ではなく、あくまでも本からの抜粋ですので
まずは奥本大三郎 日本昆虫協会会長でフランス文学者だという彼との対談から。 昆虫とか鳥がいたから飛行機の発明があったというのは定説。 空を飛ぶ鳥のように、、昔の人がそう考えて試行錯誤の上に飛行機を開発したのだ。 んで、ある議論があったらしい。 ジェット機とハエとではどっちが優れているか? ハエは天井にすっと止まるし、いきなり後方にだって飛んだりする。 でも最終的に議論の決め手になったのは、ジェット機を2台置いていても増えはしないが、ハエは2匹置いていたら何ぼでも増える(笑)、、と。
オドリバエというハエは肉食なんだけど、獲物を捕ってきてメスにプレゼントして、メスが夢中になって食べてる間に交尾をすませてしまう。 中にはプレゼントやるふりだけして、交尾のやり逃げというふとい奴もいる(笑)
ゾウムシとかクワガタでも同様で、メスを争って体の大きいオス同士がけんかをするが、その間にちょこちょこと行ってさっと交尾してすぐ逃げるマメなオスもいる(笑)
ーーてつ談ーーーこんな事をいちいち観察しているのも、やっぱり物好きだからなんでしょうね。
お次は毛利衛さん 日本人初の宇宙飛行士の方 この方との対談は私的には一番興味を引かれた。 通常、宇宙飛行士というのは空軍のエリートパイロットから選抜されて成るものだが、毛利さんは科学者。 しかし、宇宙空間ではどんなアクシデントが発生するかも知れない。 乗り込んだクルーが毛利さんを残して全員死亡する可能性だってあるのだ。 科学者であった彼は強制的にパイロットの技術を習得させられたらしい。 もちろんそれは宇宙飛行士としての最低必要なライセンスでもある。 コンピューターが使えない状況を作り出し、ぎりぎりの危ういところを経験させられたりもする。
クルー同士の相性というのも大切で、クルーを選出するのは宇宙飛行士室長。 同じフロアに150人ほどの宇宙飛行士、その秘書の方々がいる。 ミッションのクルーを決める室長はそういう秘書や関係者から色々な噂を聞いたりして情報を集め、誰と誰が相性が合うか見極めてクルーを決める。
更には、真冬にマイナス20度ぐらいになるカナダのある場所に、適当に飛行士を選んで行かせる。 だいたい五人一組でテントや一週間分の食料を与え、一週間後に目的地に着くように指示を与える。 目的地に到着できるチームもあれば、ついに到着出来ないチームもあるが、最終的に一人一人聞き取り調査をする。 5人のうち誰とは宇宙に一緒に行きたくないとか、うまくいく人とかを聞き取り調査して、そういう情報を元にクルーを決める。
ーーてつ談ーー宇宙空間で極限の状況に置かれた場合を想定すれば、この人間関係と信頼関係が先端技術よりも大切だという事か。 私は能力主義ではないこの選抜方法に感心したものだ。 果たして、、私は五人一組で行動した場合どのように振舞えるのだろうか。 極限の状態でどれくらい冷静に、そして協調しながら行動出来るのだろうか、、柄にもなく考えてしまった。
お次は藤田紘一郎さん 東京医科歯科大学教授で寄生虫の達人と呼ばれている方。 彼は「笑うカイチュウ」 なる本を書いているその道の権威。 最近のアレルギー事情をばっさり斬っているのが心地良い。 まずは、、昔は衛生状態があまり良くなかった。 しかし、それが体の防衛本能とか免疫力向上につながっていた。 最近の行き過ぎた清潔志向は、防衛本能やら免疫の働きを悪くしているのだと。 昔のようにバイキンマンやらカイチュウと付き合っていると、身体を防衛しようとする細胞はそちらの攻撃に忙しい。 しかし、生活全般が清潔になってバイキン等がいなくなると、攻撃対象が無くなった細胞は暇になり本来は相手にしていなかった花粉とかに過剰に反応するようになった。 これが花粉症の始まり始まり~。 暇だと人間も細胞も駄目になるのね、、って事で。
新宿西口公園で寝ているホームレスの人達にアトピーはひとりもいない。 ハゲもあまりいない。 洗い過ぎればアトピーになるし皮膚は弱くなるもの。 だからあの方々はしっとりとした肌を持っている、、、と。 臭いのはこの際、問題にしていないらしい。
ーーー私の身近にも花粉症やハゲがいるが、しばらくホームレス修行をすれば回復するのかも知れない。 まだ興味深い話があるが、内容が女性のビデの多使用による弊害なので、書きたいのは山々だが自粛するとします。 個別に訊きたい人はメールでお尋ね下さい、、、って 男性が聞いても意味はないですからね、、馬っこさん!
222ページの本を一気に読み終わったような清々しさを感じてもらえたはずだ。 ビートたけしも馬っこ毅さんも、下ネタを上手に絡ませて話を進ませるところが偉い! つい昨日も馬っこ毅さんのマニアックなメール内容に爆笑した私だ。 彼らの旺盛な*欲を私も見習うべきだろう
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