先日東京マラソンを無事完走されたチャコさんに完走記をお願いしていた。 抽選に漏れた我々の夢と希望を託された格好のチャコさんであるが、実は実家が浅草界隈だという。 ちゃきちゃきの江戸っ子チャキさん いや チャコさん。 我々お上りランナーとは一線を画す彼女、、青森という本州最果ての地に嫁ぎ、私を始め最高のラン仲間と一緒に練習を積んできたのだ。 これは言わば彼女の凱旋ランともよべる感動巨編である。 ポケットにはいつも寿司を入れているという江戸っ子チャコさん。 そんな寿司食いねえ~ランナーの彼女だが、今回はビール断ち、スイーツ断ち、おXX断ちまでしてレースに臨んだらしい。 そんな健気な彼女の渾身のリポートをお届けしたい。
東京マラ感動記
16日
P.M.10:30
久しぶりでした、小学校の遠足前夜の様なわくわくした気持ち。
寝床に着いても、なかなか寝付けませんでした。
17日
A.M.5:00
起床、とうとうやって来ました。 待ちに待った、その日が!
今まで、三沢のみんなが寒い中何度も一緒に練習してくれたので、あまり心配はありませんでした。 自信貯金が、少し貯まっていましたから。
A.M.8:30
早目に都庁に着くと、もうすでに大勢の人、各々ウエアーに着替えたり、ストレッチしたり。 私も、これから始まるパフォーマンスを最高の物にしようと誓い、準備を始めました。 勿論、三沢の先輩ランナーの皆さんからの寒さ対策のアドバイスを頭に入れ、ブレーカーも着込みました。
A.M.9:10
石原都知事のセレモニーが終わり、いよいよスタート!
抽選で当たった事、快く参加させてくれた家族、寒い中一緒に走ってくれた仲間、参加を喜んでくれた両親、今日、沿道で応援してくれる友人達、私の周りのみんなが応援してくれている事を思い、幸せで幸せで 涙が止まらなくなりました。
A.M.9:21
たーくさんの紙吹雪の中、涙と鼻水でぐちゃぐちゃのまま、スタートライン通過。
思い出に残るレースにしよう!!
応援の皆さん、ボランティアの皆さん、宜しくおねがいします。
A.M.9:50
日テレの羽鳥アナ、見っけ。(5キロ地点)
もしかしたら、TVに写るかも、と思い、「頑張りましょうね。」と偉そう声を掛けました。
そして、私のデジカメでパチリ。
A.M.11:15
居ない、居ない!!
待ち合わせした品川のバス停(15キロ地点)に応援の友人が居ない、会わずして通過する訳にはいかない。
コースの端によって携帯で連絡をとってみると、なんとバス停違い。
おっとー、そのバス停通り過ぎてしまった。
今までのレースでは、一度もやったことのない逆走をしました。
コースから外れ、歩道に上がり、応援の人達の後ろを彼女に向かってラン。
無事に会うことが出来て、ウルウルしながら、記念にパチリ。
元気をもらって、次の応援団の元へ。
A.M.12:50
なつかしの雷門(28キロ地点)、今度は、友人を見失ってはいけないので、事前に携帯で連絡。 こんなに携帯で話しながら走ったレースも初めてでした。
5人の応援団と今晩の打ち上げでの再会を約束して、笑顔でパチリ。
足に疲れが出てきたけれど、次の応援団に会うまでは、この笑顔、崩せませーん。
とりあえず、もう一度携帯を使いました。
本当に便利な世の中ですね。
いよいよ、最後の力強い応援団、両親と長男。
寒い中、早くから待っていてくれたみたいでした。
有難かったです。
「どうもありがとう、こんなに元気に走れる身体に産んでくれて。感謝しています。」
胸がいっぱいになって、パチリ。
感謝の気持ちを伝えられて良かった。
親孝行の為にも完走、完走。
P.M.1:30
ここから、後半に向け、もうひと頑張りの花の銀座(33キロ地点)。
でも、この辺りから始まってしまった、左足首の痛み、
「絶対に歩かない。」という私の気持ちを後押ししてくれたのが、
一日中頑張ってくれているボランティアの方々と声を嗄らし、ガードレールから身を乗り出 してまで 応援してくれていた沿道の人達。
「頑張れー。頑張れー。」 笑顔での声援、本当に大きな力をもらいました。
まさに、「東京がひとつになった日」を実感しました。
P.M.2:00
歩かない、歩かない、と自分に言い聞かせ佃大橋(36キロ地点)を渡り切り、一安心。
ここからまた、ボランティアと沿道の人達の応援が一層熱く、温かくなってきたのを感じました。
頑張れるランナーには、「頑張れー。」
疲れているランナーには、「もう少しだよー。」
足を引きずっているランナーには、「無理するなー、マイペース。」
なーんて、温かいんだろう、またまた胸が熱くなりました。
P.M.2:20
この辺り(39キロ地点)になると私設のエイドステーションの種類が多種になりました。
給水、給食、エアーサロンパス、マッサージ、テーピングと、至れり尽くせりでした。
足首に痛みがきていた私は、エアーサロンパスをシューさせてもらいました。
「頑張ってくださいね。」の応援に「これで、最後まで、がんばれます。」とお礼して、完走目指して、又走り出しました。
P.M.2:30
もう40キロを過ぎ、「あと少しだよー。」の沿道の声を聞き、ほっとした反面
「なんだかゴールするのがもったいない。」と思いました。
足は、ぼろぼろなんだけど、まだ走っていたいと思いました。
こんな気持ちにさせてくれるレースは、初めてでした。
ここまで、走るのがやっとで、出来なかった、応援ハイタッチをフイニッシュまで頑張ろうと思い、 精一杯、大勢の人と笑顔で手を合わせ、またまた力をもらいました。
P.M.2:44:55
やったー
最高の東京マラソンでした。
みなさん、ありがとうございました!!
P.M.7:00
一週間ぶりのビールの美味しかったこと!
この写真を見よ! もちろん合成写真ではない。 そして信じられない光景でもない。 これがチャコさんの実力を示している写真である。 左からエゴロワ、シモン チャコさん ロザモタという歴代マラソンチャンピオンランナーと旧知の仲だという。 す、す、凄すぎるぞチャコさん。 ロザモタはまるで親友と会っているかのように、チャコさんに触れているではないか。 そして気づいた事がひとつ、、皆同じ背格好なのだ。 な~るほど、世界最速のランナー達はチャコさんと同じような背丈、ぐっと彼女等が身近に感じられるというもの。
仲良し仲間から完走のお祝いをして貰っている一枚。 花束と完走メダルが一層華やかで誇らしげでもある。 いい仲間に囲まれてチャコさんもしばし足の痛みを忘れているに違いない。 完走した達成感は走ってみた者にしか分からない、最高のご褒美なんである。 今夜は多いに盛り上がり、そして完走をじっくりかみ締めて、また次への糧としよう。
チャコさんの完走記は感謝の言葉に溢れていて、思わず純真な私もうるうるとしたものだ。 これからも機会があれば、どんどん皆さんに協力してもらい完走記を載せていきたいと思う。 チャコさん ありがとう、お疲れさまでした。
最近のコメント