快進撃始まるか!
年頭に誓った年間100冊の読書目標、、早くも暗礁に乗り上げている。 こうなったら週刊誌とか写真雑誌も一冊に数えようか目論んでいるが、それは流石にずるっこだべ、、と辛うじて自粛している。 そして、今回ようやく一冊の本を読み終えた。 実を申せば、、かれこれ去年の夏過ぎからちょろちょろ読んでいた本で、一冊をやっつけてしまったと報告するには手っ取り早かっただけなのだが。
今回読み終えた本は 「青春デンデケデケデケ」 最近流行っている言葉 「青春どんだけどんだけどんだけ」 と似ているが間違わないようにして欲しい。 この本はタイトルがふざけている割に第105回直木賞を受賞しているという由緒ある本なんである。 時代背景は昭和40年、、四国は香川県、観音寺が舞台である。 ラジオから流れてきたベンチャーズの音に痺れた高校生達が織り成す、恋と友情とバンド演奏、、アメリカングラフティー観音寺版という感じでもある。
これが表紙の絵であるが、この絵を見てピンときた人はかなりの通であろう。 そう、ビートルズのアビーロードのレコードジャケットをパロッているのである。 ジョンレノンが裸足で歩いているところもいい。 絵は全く似てないが、それはこのシチュエーションにおいては大した関係ない。
その頃どこの田舎でも繰り広げられていたであろう恋と友情、、私も思い起こせば恋多き男として名を轟かせていた。 シルベスター スタローンがイタリアの種馬と呼ばれていたあの頃に、私は三沢の種芋と怖れられてもいたもんだ。 跨いだだけで子供が出来た、とか良く笑い話で出てくるが、私の場合はくしゃみをしただけで子供が出来ると皆逃げ回っていたもんだ。 私の話はこの際どうでもいいが、あの頃はエレキギターを弾くこと自体が不良とも呼ばれていた時代だ。 しかし、高校生だからギターを買う金がない。 当然バイトをして資金を貯める、、苦労して楽器を買う、、夜寝るときも一緒に眠る、、まるで私の高校時代を語っているかのようなこの小説。 讃岐弁で繰り広げられる会話もまた楽しい、かなり感情移入出来る本である。
ただ、、いかんせん私には時代がちょっとばかり古すぎて、しばしば引用している音楽が分からない。 同時代に生きた人達には涙もんの小説だと太鼓判を押したくなる本である。 ちなみに、私が青春を謳歌していた頃には、先ほどのスタローン主演のロッキーのテーマだとか、ビージーズのサタディーナイトフィーバーだとかが流行って、結構ノリノリで踊ってたりもしたもんだ。 洋楽を聴く事が最先端を行くと信じていたあの頃は、キッス、クイーン、ボストン、ディープパープル、シカゴ、カンサス、エアロスミス、ソール系も流行り始めていてアースウインド&ファイヤー、スティービーワンダー、なんでもござれで、せっせとカセットテープに録音しては聴いていたもんだ。 ソール ドラキュラ とか懐かしいよなあ。 ちなみにアバとかはかなり後から出てきたグループである。
あの頃、、あるグループが日本に来てトイレに入ったら便器にぜ~んぶTOTOというロゴが入っていたので、TOTOという名前をつけた、、という話しがあるが本当だろうか? 仮にINAXのシェアーが多ければ、あのバンド名もINAXになっていたかも知れない。 それは別にいいとして、古き良き時代、、まだ皆が純真だったあの頃、、一途に夢を追いかける眩しいまでの青春、、そういう一つの郷愁を味わえる本である。 すっかり汚れちまった私の心がこの本で綺麗になったような気分だ。
さ~て、今日はランシューズを家に忘れてきたのでスノトレで走ってみた。 坂を三つ取り入れた15kmコース、、今日はそれでいっぱいいっぱい。 帰宅徒歩で9km、、強度的にはそれ程でも無いが、朝の8時半からお昼まで体を動かしていたから良しとしよう。 夜は久々の市民プール、、3kmちょいをヘラヘラしながら泳いだ。 魚っこのように泳げたらなんも苦労する事ないのになあ、、フリッパーになりたい私であった。
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